「過疎地域自立促進特別措置法」に基づき、平成29年月1日に過疎地域の指定を受けた、神奈川県の端の小さな半島「真鶴町」。
そんな過疎の町をテクノロジーで活性化する取り組みをされている「真鶴テックラボ」さんに伺ってきました。
こんな所にテックラボ!?
私は以前から真鶴によく行っていました。
なぜなら海と山両方の魅力を堪能でき、磯料理もうまい!
とても良い所です。

街並みも、趣がありますね。

そんな中、たまたま真鶴の漁港近くを歩いていたところ、気になる建物を見つけたんです。

テックラボ?
こんなところで?
非常に気になりましたが、その時は営業していなかったので後日検索して連絡を取ってみたところ、担当の柴山さんに快諾をいただき、訪問させていただけることになりました。
真鶴テックラボとは?
真鶴テックラボとは、真鶴港近くの割烹料理屋さんをリノベーションして作られた趣のあるモノづくりスペースです。
コワーキング・サテライトオフィスとしてだけでなく、宿泊施設としても利用可能です。
モノづくりスペースというだけあって、レーザーカッターや3Dプリンタ等、普通のコワーキングスペースにはない工作機器も備えています。
また、世界的に展開されているスタートアップ体験イベントである「Startup Weekend」を真鶴町で開催する等、起業の支援にも力を入れています。

当日は改装中のため内装をご紹介できなかったので、完成後にまた伺いたいと思っています!
テクノロジーで常識を変えていく
柴山さんのお話を伺いまして、非常に面白いアイデアをお持ちであると感じました。
ドローンを利用した空撮においては、一般的な風景の空撮だけでなく、魚の漁の様子を上空から撮影するという、通常では見られない映像を作成されていました。
また、今後は全天球カメラとドローンを組み合わせて、360度のパノラマ空撮なども考えているとのことです。

ドローンはヘッドセットと組み合わせることで、遠くにいながらにして真鶴の上空を飛んでいるかのような体験をすることができますので、遠隔地と真鶴を繋いでリアルタイムの遊覧飛行を楽しんでもらうこともできるそうです。
ご自身の業務においても、遠隔会議のための4Kウェブカメラや専用のスピーカーを利用して、田舎にいながら都内との仕事を行うなど、新しい働き方を実践されているとのこと。
このように、テクノロジーを駆使することで今までの常識では実現が難しかった様々なことが現実になろうとしています。
まだまだ面白いお話をたくさん聞けましたので、今後の記事でご紹介させていただければと思います。