顧客満足度向上に使える?「もてる3G」をビジネスに応用する方法

もてる3Gって何?

ノートを見ていたら数年前お酒の席で男性が女性にもてるための「もてる3G」という話を聞いた事がメモしてあり、改めて面白いと思い読んでいました。

これを教えてくれたのは人生経験豊富なキャリアウーマンの方なのですが、彼女曰く「もてる3G」とは以下の3つだそうです。

①ギャップ(Gap)

女性は男性のギャップに萌える(らしい)

「普段男らしい人が子供っぽい面がある」
「気弱そうだけど意外としっかり」等

③ジェントル(Gentle)

言葉通り女性を立てる
レディーファーストやさりげない気遣い

③強引(Gouin)

誘う事に積極的(嫌な事を強要するのとは違う!)

③は下手をすると②と矛盾しそうですが、そうならないようにうまくやるのが「もてる男」なのでしょう^^;

もてる3Gをビジネスに応用するとしたら?

この話を振り返った時、「顧客にもてる会社になるために応用できないか?」と思いつきました。

ビジネスにおける「ギャップ」とは?

サービス・商品の品質に比して安価である

「良いものを安く」というコンセプトは魅力的です。
ただ、デフレの社会状況下で多くの会社がこの方向を向いているため、差別化になりにくい可能性もあります。
また、過度な価格競争になって業界が疲弊しないように考えなければなりません。

プロの仕事、でもフレンドリー

「お客様の立場に立った振る舞い」「さりげない気遣い」のできる会社はモテますね!
頑固な職人っぽい人が意外に親切だったらギャップで好感度が上がるかも知れません。

意外なキャッチコピー

意外性のあるキャッチコピーとしては、ドミノピザの「30分以内に届かなければ無料」が有名です。
(今でこそ当たり前ですが、当初はかなりインパクトがあったのではないでしょうか)

ビジネスにおける「ジェントル」とは?

ソフトな電話対応

私が関わっているとある会社は電話対応が非常に良く、取引先でも話題になるほどです。
類似のサービスであれば、印象が良い方に顧客が流れていくことでしょう。

売り込みをしない

店舗の売り場で店員があまり話しかけてくると嫌になってしまうものです。
無理な売り込みをしたためにお店に入る人が減っては本末転倒です。

ユーザビリティ

ジェントルは人だけでなく、モノや施設でも考えられます。
例えば、店舗の駐車場で気になるのは、出入りし易いかどうかです。
交通量の多い道に面した店舗入ったは良いけれど、バックで車道に出なければならない場合、あまり入りたくないと感じます。(他に替りのない店ならともかく、コンビニのような店の場合は影響があります)

ビジネスにおける「強引」とは?

私は、ビジネスにおける強引とは、無理に売り込むという意味ではなく、押すところは押すと解釈しました。

例えば、仕事が終わった後のお客様にはあまりフォローしていない会社があるとしましょう。
これまでは、「仕事が終わった後に連絡するのは迷惑かも?」と思ってアプローチしていなかったのですが、適切なフォローアップであれば顧客満足度は高まるものです。

また、お客様のニーズを取り逃さないという意味に捉えることもできます。
積極的に顧客の声を聞く、アンケートを取る、市場調査を行うといったことで、顧客を振り向かせることに繋がります。

まとめ

今回は「もてる3G」をご紹介しましたが、男女関係以外にも「職場での人間関係」「小説や漫画のアイデア発想」「店舗デザイン」等にも応用できそうですね!

もし他にもこういった思考のフレームワークがあれば、ビジネス等に応用できないか考えてみてはいかがでしょうか。

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