マッピング思考で新規事業を分析・検討する方法

新規事業を多角的に分析・検討する

以前、私のマッピング思考セミナーを受講していただいた方から「新規事業を立ち上げるにあたり、利用できるマップのフレームワークはありませんか?」という質問をいただきました。

具体例としてXmindで作成し、この質問者の方に後日お送りしたのが以下のマップです。


※クリックで大きな画像が開きます。

本マップは様々な視点から質問を投げかけることにより、多角的に新規事業について検討することを目的としたマップです。

マップの作成にあたりましては、神田昌典著「60分間・企業ダントツ化プロジェクト 顧客感情をベースにした戦略構築法」という書籍を参考に作成しましたが、マップ化するにあたってかなり手を加えています。

以下、各項目につき簡単に解説いたします。

新規事業検討フレームワークの解説

①棚卸(物的・人的資産は?)

事業を検討する前段階として、まずは経営者自身が持つ脳力及び物的・人的資産を総点検する必要があります。

同じ事業を行うにしても、潤沢な資産がある・なし、顧客を既に持っている・いない、業界内での太いパイプがある・ない、といった状況により、その後の展開が大きく変わってくるためです。

②商品(商品のライフサイクルは?)

商品・サービスを検討するうえで、現時点での「ライフサイクル」は非常に重要です。
導入期・成長期・成熟期のどの時点で参入するかによって、全体の戦略は大きく変わってきます。

また、商品の価格帯やリピート性、コンセプトが伝わりやすいかどうか等についても検討します。

③顧客(理想の顧客とは?)

どういった顧客を獲得したいか、見込み客を獲得する難易度等について検討します。

商品は同じでも、どのような顧客を対象にするかによって、その後の戦略が大きく変わってきます。

④競合(この市場に参入すべきかどうか?)

市場やライバル会社について検討します。

また、自社の優位性を検証したうえで、参入するか否か、参入するのであれば、どのように参入し、撤退するならどのように撤退するかまで見通しを立てます。

⑤収益シミュレーション(利益の出る仕組みになっているか?)

実際ビジネスを開始した場合の収支を試算し、損益分岐点を確認します。
そのうえで、収益率の向上策や収入のストック化についても検討します。

⑥マーケティング(どのように売るか?)

マーケティングについて検討します。
戦略の方針をたてたうえで、具体的な集客手法を決定します。

⑦セールス(クロージングの仕組みがあるか?)

マーケティングで集めた顧客に対し、魅力的なセールスを行うための切り口を検討します。

⑧ロイヤルティ(信頼を得て存続するには?)

購入していただいた顧客からより信頼を得るにはどうすべきか、リピート購入だけでなく積極的に紹介していただけるような関係を築くにはどうしたらよいかを検討します。

まとめ

いかがでしょうか。
マップを利用して多角的に項目をチェックすることで、考えのモレ・ダブリを防ぎ考えが整理されると同時に、「あ、こういう方法はどうだろう?」という発想も促されるので、非常にお勧めです。

実際に自社のビジネスを描いてみると、よりイメージが湧きますので是非お試しください!

Xmind用ファイルのダウンロードはこちらから
新規事業検討マップ(Xmind)