ビジネスの問題を解決する!『マッピング思考法』のススメ①

経営・ビジネスには悩みがつきもの

日々の仕事の中でこんな悩みはありませんか?

「明日までにクライアントHPの企画案を作らないと」
「ビジネスモデルを具体化したいけど、アイデアが出てこない」
「企画書を作らないといけないけど、どこから手をつけていいかわからない」
「あれ、今週やり忘れている事なかったっけ?」
「クレーム処理をしなければならないけど、どう話を持っていこうか・・・」

etc…

こういった悩みを解決できるツールがあったら使ってみたいと思いませんか?
さらに無料だったら最高ですよね。

そこでお奨めしたいのが、マッピング思考法です!

なぜ考えがまとまらないのでしょう?

マッピング思考法のご紹介をする前に、なぜこのツールが有効と考えるのかをご説明しておきたいと思います。

考えがまとまらない理由として、以下の2点が挙げられます。

脳のキャパシティの問題

一般的に、人間の脳の短期記憶のキャパシティはあまり大きくないといわれています。

これについては、人が一度聞いたものを直後に再生できる記憶容量について研究が行われており、アメリカの認知心理学者であるジョージ・ミラーはこの個数を5〜9であるとしました。
この数字はマジカルナンバー7±2として有名です。

※短期記憶とは数十秒から数分で忘れてしまう記憶のことを指します

このマジカルナンバーその後さらに研究が進められ、現在ではさらに少ない4±1(3〜5)が定説になっています。

いずれにしても、人間の短期記憶はあまり複雑な事を考えられるようにはできていないので、何等かのツールや技術が必要なのです。

実践的ノウハウが身に付いていない問題

もう1つの問題は「アイデア発想」「思考整理」するための方法・道具が一般化されていない事です。

一般的な環境においては、義務教育から高校までの12年間で発想法や思考整理法を学ぶ機会はほとんどありません。
大学に進んでも、そこで体系的な教育を受けられる人はラッキーといえるでしょう。

短期記憶をカバーするためにツールや技術が必要にも関わらず、それが提供されていないわけですね。

アイデア発想のポイント

ここで一つ頭の体操をしてみましょう。

まず、30秒ほどで「白いモノ」をできるだけ書き出してみてください。











いかがでしょうか。
何個思いつくことができましたか?

それでは、同じく30秒で今度は「冷蔵庫の中の白いモノ」という条件でできるだけ書き出してみてください。





いかがでしょうか?

「冷蔵庫の中の」という条件を付けたことで、発想にベクトルがついて少し鋭くなったのではないでしょうか?

「なんでも良いので考えてください」というのは、自由な発想のようでいて方向性がぼやけてしまいます。

適切な思考の枠を用意することが、発想力を高めるポイントなのです。

次回に続きます!

マッピング思考を通信講座で体系的に学びませんか?

これまでセミナー等でお伝えしていた「マッピング思考」の内容を大幅に拡充し、認定講座になりました。

多角的に考え、発想力を高める手法を空き時間で無理なく習得できます。